鶴舞公園 TSURUMA PARK

これまでの相談例(1月)

Q. 今年はモミジの葉が冬になっても落ちません。

秋に肥料を与えたり、剪定して若枝がでると落葉が遅れることがあります。今回は秋に化成肥料をしっかり与えた影響が出たのではないでしょうか。

Q. ユズの実がスカスカになってしまいます。

黄色くなってから長く成らせておくと、水分が減りスカスカの状態になります。適期に収穫してください。

Q. ウメの青い果実は生食すると有毒といわれますが、梅酒などは大丈夫なのでしょうか?

たしかにウメの未熟果には青酸配糖体(アミグダリン)や、青酸を含みますが、梅干しや梅酒は出来上がりまでの期間に有害物質が無毒化するので、問題ありません。

Q. イソギクの鉢花は、氷や霜が降りても株は大丈夫でしょうか?

大丈夫です。名古屋では野外に置いていても問題はありません。ただ管理としては、地上部は地際で切り取ります。

Q. ツバキ(庭植)に花が咲きません。水は適当にあげ、肥料は化成肥料(無機質肥料)をやっています。

おそらく、水不足と肥料不足でしょう。水は春から秋までは毎日ツバキの株元を見て、土が乾いていたらしっかりと水を与えてください。植えて何年もたつと、土が固まって水が浸み込みにくいので、一晩中降る雨の量くらいたっぷりあげてください。肥料は、有機質肥料(鶏糞、牛糞など)を2月末~3月初めにかけて施します。

Q. ギボウシ(鉢)が枯れたようですが、春になればまた芽がでてきますか?

枯れたのは地上部だけと考えられるので、また春には下から芽が吹いてくるでしょう。春まで待ったほうがよいでしょう。

Q. 今の時期に種を蒔ける植物はありますか?

基本的に草花はありません。野菜ならダイコン・人参・ホウレンソウ等が蒔けます。

Q. プランターで花を栽培しています。使った土はどうすればよいでしょうか。

園芸店に再生する土が販売されていますので、2割位を加えて再度使ってください。雑草の種子と病害虫防除のために、できるなら黒いビニールに詰めて太陽光で熱消毒をして、石灰を少し加えるとよいです。

Q. ウメの元気がないようだが、肥料は必要でしょうか?

2月の寒肥(有機質肥料)または3月の芽出し肥(化成肥料)を与え、様子を見て必要なら秋に化成肥料を与えてください。

Q. スイセンに花が咲かなくなりました。

株詰まりによる球根の肥大不全が原因です。今肥料を与え、6月下旬に掘り上げ、土づくりをして球根を植えなおします。

Q. ムクゲの剪定を教えてください。

1~2月に強く剪定して、整枝します。太枝を払い、枝の更新をはかります。ヤゴ枝は随時切り取ります。枝が敷地外に出てしまうような場合は、ノコギリでその枝の幹の所で切ります。

Q. マンリョウ(宝船)の先端部の葉に縮れがでています。病気ではないでしょうか?

伝統園芸植物のマンリョウには狂い葉ほどではないが、縮れがでる葉も多いです。病気ではなく、特に心配はないでしょう。

Q. 俳句の季語でフユソウビ(冬薔薇)というのは、冬に咲くバラのことでしょうか?

おそらく、秋に咲くバラの花が残っている状態のことで、冬に咲くバラのことではないとおもわれます。最近は温暖化と品種改良で冬に咲くバラも見られますが、俳句の季語としてはかなり古くから使われているようであり、冬は今よりずっと寒く、冬に咲くバラなどなかった時代のことと考えられるので、秋のバラの花が残っている状態のことだと思われます。

Q. ポインセチアを長く持たせたいです。

温度と光線が必要です。室内の窓辺に置いて保温と光線を当てます。鉢は時々まわして全体に陽が当たるようにしてください。土が乾いてきたら水をやります。鉢の下の皿に水が溜まることのないように、水をやる時は、流しや風呂場で水をやり水が切れてから皿の上に置いてください。肥料は春に与えます。春になったら(5月)植え替えて秋までに室外に置いてください。

Q. マンションの内庭に散り落ちたサザンカの花の清掃についていい方法はありますか。

花が散らばってから集めるのは大変労力がかかるので、少しでも傷んだ花を手で取り除き、地面に散らさない方法がよいでしょう。

Q. カンナ、ハナショウブ、ダリア、シランの地上部が茶色く枯れているがどうしたらよいですか。

地上部を刈り込んでください。本当は花が終わったら花を早めに摘花してください。

Q. プランターに植えたチューリップの球根をが、何かに掘られて、かじられてしまいます。網をかけても破られます。

夜行性の小動物(アライグマ、タヌキ)かもしれません。対策としては、毒性のある球根(ユリ、リコリスなど)等を混植しておくと良いかもしれません。

Q. 食用になるタラの芽を山で摘んでくるが、他にも食べられる木がありますか。

ウコギやコシアブラなどがありますが、自然のものを採取して食べるには、しっかりとした知識が必要です。間違えて有毒の物を食べては危険ですので、自身の庭で、種類の確実なものを栽培した方が良いでしょう。

Q. イロハモミジにまだ葉が残っているがどうしてですか。昨年の7~8月に剪定をしました。

枯れ葉が残ることはよくあることですが,、剪定の時期により、青い葉だったり、紅葉している葉が残ったりします。剪定後に出た芽の葉は、落葉の準備ができず、残っているのでしょう。

Q. コウテイダリアの茎を切ったので繁殖に使いたいのですが、どのようにすればよろしいでしょうか。

2節つけて茎を切り、鉢に鹿沼土で挿します。茎の半分くらいを土に挿し、室内(温室)で土が乾かないように管理してください。(朝夕水をやる)根が充分に出たら鉢上げをします。(春になるでしょう)鉢上げは培養土に鹿沼土を混ぜて使います。

グリーンサロン みどりの豆ちしき 第7号

グリーンサロン みどりの豆ちしき 第7号を発行しました。

今回は緑化相談員おすすめの庭木の紹介です。
どんな木を植えるべきか?木の特徴は?
いざ自宅に植えるとなると、考えることはたくさん出てきますね。
そんな時にもぜひみどりの相談コーナーにご相談ください!

かわらばん1月号

かわらばん1月号を発行しました。
緑化センターでは紙のかわらばんを配布しています。

1月12日には岡谷鋼機名古屋公会堂にて
昭和区成人の日式典が行われます。
当日は鶴々亭を無料開放し、どなたでも施設の見学・写真撮影が可能です。

みなさまのお越しをお待ちしております。

ハンギングバスケット・フラワーコンテナコンテスト『花鶴舞』 「参加の手引き」を送信しました

お申し込みくださった皆さまへ、12月21日(土)に「参加の手引き」を送信いたしました。(申込書にご記載いただいたメールアドレス宛)

「参加の手引き」が届かない場合は、名古屋市緑化センターへお問い合わせをいただけますようお願いいたします。

お問合せ先 名古屋市緑化センター
電話    052-733-8340

グリーンサロン みどりの豆ちしき 第6号

グリーンサロン みどりの豆ちしき 第6号を発行しました。
今回は日本のお正月にはかかせない「門松」
年末が近づくと、色々なところで目にするようになります。
そんな門松にまつわるお話です。ぜひご覧ください!

これまでの相談例(12月)

Q. 今公園に咲いている白い花は、ツバキかサザンカかどちらでしょうか?

サザンカと思われます。サザンカは秋咲きで、ツバキはワビスケなど早咲きのものもありますが、春咲きのものが中心です。

Q. シクラメンの花が中央から出ず、横から出てしまいます。

中央が葉に覆われて光が射さないため、横に出やすくなっています。横に出た花は、葉の間から中央に寄せるようにします。中央の葉は外に寄せて、中心に光が入るようにします。

Q. ヒイラギの鉢植えに毎日水を与えていたが、枯れてしまいました。

鉢植えが枯れたのは水やりの仕方が良くなかったのでしょう。毎日水を与えてはいけません。鉢底から水が流れ出るくらい与え、鉢土の表面が乾いたらたっぷり与えます。

Q. カトレアの花がよく咲きました。今後の管理を教えてください。

冬は明るい室内で管理し、4月中旬に日当たりや風通しの良い戸外に出してください。5月中~下旬からは直射日光を避けてください。

Q. スイフヨウの剪定はもうやってもいいでしょうか?

まだ葉がついているのでまだ早いでしょう。葉が全て落ちきってから剪定します。12月末か1月でもよいでしょう。

Q. アロエの植替えについて教えてください。

アロエは春(4~5月)に行います。春に鉢から取り出して株分けをし、水はけの良い土に植えます。苗が小さい間は花が咲きませんが、株が大きくなれば咲くでしょう。

Q. ロウバイのつぼみがついてきました。かん水は控えたほうがよいのでしょうか?

週に一度かん水をしているようですが、急にやめるとつぼみが落ちることがあります。少しずつ減らしたらよいのではないでしょうか。

Q. 菊を鉢で育てており、来年地植えをしたいと思っています。現在地面から出ている芽は整理してよいでしょうか?

今出ている芽は冬至芽といって、来年の茎になります。多少なら整理してもよいです。サクラが終わったころに地植えをしてください。

かわらばん12月号

いよいよ冬を感じる気温となってきました。
鶴舞公園では12月1日からライトアップが始まりました。
昨年と同様の秋の池、奏楽堂に加え
今年はヒマラヤスギ並木、正面広場、緑化センター温室にも
ライトアップが増えパワーアップしております。
ぜひ冬の鶴舞公園もお楽しみください。

2024年度新規ボランティアの受付について

いつも鶴舞公園をご利用いただき誠にありがとうございます。
鶴舞公園では園内の花壇のお手入れやバラ園のお手入れをお手伝いいただく
花ボランティア、バラボランティアの皆さんにご活躍いただいております。

ボランティアは毎年登録制です。
2024年度の受付は12月に開催される初回の活動内容のご説明と
12月の合同活動に参加可能な方までを受け付けております。
詳しくは緑化センターまでお問合せくださいませ。

〈12月の合同活動スケジュール〉
花ボランティア:12月20日(金)AM
バラボランティア:12月19日(木)21日(土)AM

また、2025年度新規ボランティア登録の開始につきましては
追ってスケジュールをお知らせいたします。

桜開花期間における公園利用に関する重要なお知らせ

いつも鶴舞公園をご利用いただき、誠にありがとうございます。
2025年3月~4月の桜開花期間における
有料公園施設の利用ならびに、行為許可申請につきまして
安全面を考慮し、以下の日程の使用を制限させていただきます。

2025年(令和7年)3月20日(木・祝)~4月13日(日)

詳細は以下ご確認いただき、何かございましたら緑化センターまでお問合せください。

グリーンサロン みどりの豆知識 第5号

グリーンサロン第5号は緑化相談員 谷澤先生のコラムです。
近年クリスマスシーズンの定番となっているポインセチア
11月頃からお花屋さんでも見かけるようになりますね。
そんなポインセチアを長く楽しむコツが盛りだくさん!
ぜひご覧ください。

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